腸内細菌叢からIBS(過敏性腸症候群)を判定するアルゴリズムについての論文が Journal of Clinical Medicine に公開されました

2020年 8月 27日

株式会社サイキンソー(本社:東京都渋谷区、代表取締役:沢井 悠)は、過敏性腸症候群患者を対象とする腸内フローラの特徴を解明するための研究を実施いたしました。本研究の成果が、2020年7月27日付けで論文掲載されましたので、お知らせいたします。

■論文概要

タイトル:Usefulness of Machine Learning-Based Gut Microbiome Analysis for Identifying Patients with Irritable Bowels Syndrome(和訳:過敏性腸症候群の患者を判別するための機械学習をもちいた腸内細菌叢分析の有用性)

 本研究では、兵庫医科大学消化器内科、松田病院、JCHO新宿メディカルセンターに協力いただき、日本人における過敏性腸症候群*(IBS)患者と健常者の腸内細菌叢の違いとその特徴を明らかにし、腸内細菌叢からIBSを判別する機械学習モデルを確立しました。

論文の全文はこちらよりご覧いただけます。
https://www.mdpi.com/2077-0383/9/8/2403
DOI:10.3390/jcm9082403

 

プレスリリース全文はこちらからご確認いただけます。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000015042.html